2014年4月3日木曜日

楽チンメンテで中古住宅の価値アップ


中古戸建て住宅に係わる建物評価の改善に向けた指針が3月末に公表された。

長期優良住宅普及促進法の施行は2009年の2月。中古流通市場に長期優良住宅が取引されるようになる時期は10年以上も先のことである。築20年超の木造住宅の残存価値を一律ゼロ査定してしまっている現在の不動産市場のままでは

国が掲げる20兆円市場など望むべくもない。そこで長期優良化リフォーム基準を示し、3700万戸ストックの中から埋もれた玉を拾い出そうとする施策だ。

設計図書をチェックする確認検査や性能評価機関によると、南入り北入り、部屋数などの間取りやプランの多少差異はあるとはしても、敷地に制限のある狭小住宅ではほぼ数十プランに集約されるのだという。注文住宅の自由設計や個別性は、中古査定を妨げるものではないらしい。同時期に竣工し、よーいどんで住み始められた住宅が、時間経過を経て大きく差が出てしまう原因は手入れやメンテナンス内容に尽きる。

平均寿命70年、年間500万戸以上が流通する米国の2×4住宅オーナーは

自宅の価値維持のために四六時中家にへばりついているわけではない。
例えば木材の劣化対策に半永久的に効能を発揮するホウ酸を選択するなどちゃっかり手を抜く方法を知っている。実利で誘える中古住宅リフォームの技術の一例だ

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