2014年8月1日金曜日

建築会のステイタス誌に連載中

日本ホウ酸処理協会浅葉健介理事名による月刊建築技術原稿連載は、はや3回目の入稿を終え
読者からの反応をまつばかりです。建築雑誌の老舗のひとつである同誌は、独立行政法人建築研究所(坂本雄三理事長)の出版部門から民営化し現在にいたる大変に権威のある媒体なのだそうです。奥付を見ると10人を超える斯界のエキスパートが編集同人として名を連ね、建築界の知見増高に資する原稿内容であるかどうかを目を光らせております。さらに読者も読者で、原稿内容が
拙かったり、PR色の濃い記事であったすると、直ぐに叱責の連絡が編集部に入るといいます。
 情報の影響力が紙からWebに移行して、情報発信力の評価も様変わりしました。ブログランキングやフェイスブックの「いいね」数などです。
 職掌として情報発信の立場にいる者の感想としては、世の神羅万象の中で、流行速度の遅い建築の技術は、月刊誌頻度の情報配信で十分ではないかと感ずることです。どんなに素晴らしい新製品が発売されても、時間の検証を求められる建築界では、おいそれと採用されるわけではありません。また時間の検証を経ている海外からの輸入品や、技術も、雨も地震も多い日本の特殊性なる基準に適合するよう、何度も試験や検査を繰り返さなければなりません。建築技術の読者諸兄は、日本の建築界の特殊な体質を御存じですから、木材保存業界におけるホウ酸の不合理な扱いをご理解いただけえること思います。

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